目安にしよう! 振袖の着付けをしてもらうときの時間について

投稿日:2022年10月23日

目安にしよう! 振袖の着付けをしてもらうときの時間について

大切な日にスケジュールで慌てないように、振袖の着付けにかかる時間の目安を知っておきましょう。着付けやメイクをスムーズにするために注意するべきポイントもご紹介します。

振袖の着付けにかかる時間の目安

ヘアメイクも含めて振袖の着付けには、おおまかに2時間程度かかるとみておきましょう。
着付けにかかる時間、メイクにかかる時間、ヘアメイクにかかる時間の目安はおおよそ以下のよう配分になっています。

  • ヘアメイク 30~45分程度
  • フェイスメイク 15~40分程度
  • 着付け 20~40分程度

上記の目安は「一般的な」ヘアメイクと着付けにかかる時間です。編み込みやウィッグを使う特別な髪型や、凝った変わり結び帯にする着付けの場合は、これ以上の時間がかかる場合もあります。

ヘアメイクは美容院、着付けは呉服店と場所を分けると移動時間が余分にかかってしまいます。トラブルを避けるためにも、できるだけ一カ所で全部やってもらえる店を選ぶのがおすすめです。

それぞれ時間は変わる? シーン別! 着付けにかかる時間

着付けやヘアメイクにかかる時間を考える時、注意しなくてはいけないのが「待ち時間」と「移動時間」です。
振袖を着るシーンは成人式や卒業式、結婚式などいろいろありますが、イベントごとに時間配分が異なることを覚えておきましょう。

成人式当日の着付けにかかる時間

成人式は区や市などの自治体ごとに行われるので、当日は地域内の着付けスタジオや美容院が予約でいっぱいになります。着付けやメイクを行うまでに「待ち時間が1時間」という場合もあるのでスケジューリングに注意が必要。開場が10時とすると7時には予約を入れたいところですが、式典に出る方が全員同じ時間を目指すので、早めに予約を入れるのが大事になります。予約を入れる際はお店に当日の混雑状況を確認して、確実に間に合う時間を予約するようにしましょう。

卒業式の着付けにかかる時間

卒業式は成人式ほど日程が集中しませんが、代わりに移動時間に配慮が必要です。振袖での移動は洋服より時間がかかるので、移動距離があまり長い場合は、会場の近くで着付けをするという選択肢も考えます。その場合は、現地まで着て行った服をどうするかなど事前に決めて慌てないように。ご両親が卒業式に参列する場合は、全員の準備時間を打ち合わせておきましょう。

振袖の着付けをしてもらうときの注意点

当日の着付けやメイクをスムーズにするためには、次のような点に注意します。

前開きの服を着る

着付けはメイクから始めてヘアメイク、着付けの順に行うので、かぶりの服や襟の詰まった服は控えるようにしましょう。ヘアメイクした状態で脱げる前開きの服を準備します。

自前のメイクやセットはしない

すぐにメイク&ヘアセットに入れるように、髪の毛は特に何もしないほうがベター。自前メイクはメイク落としの時間が必要になってしまうで、どうしても必要な場合はごく薄めにしておきましょう。

動きやすいうちに足袋を履いておく

髪が出来上がってからや、着付けが終わってからかがんで足袋を履くのは意外と大変なので、髪をセットする前、着付けが始まる前に履いておくようにしましょう。お店の方から何も言われないようであれば、足袋を先に履いた方が良いか確認してみてください。

髪型や帯の結び方の希望は先に伝える

髪型や帯結びの希望は、写真などで先に伝えておくのがおすすめ。先に帯に折り目を作っておく飾り結びもあるので、イメージを伝えておけばお店の方で準備してもらうことができます。

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