大学の卒業式用の袴はどうする? 購入とレンタル、それぞれのメリット
投稿日:2022年10月23日
卒業式に袴姿で出席を考えている方、袴の用意をどうしますか? 普段から着物を着る機会が多い人をのぞけば、ほぼ卒業式のとき1回しか使わない袴。購入かレンタルかで悩んでいるのなら、購入とレンタルそれぞれのメリット・デメリットを徹底比較してみましょう。
卒業式用に袴を購入するメリット
袴を購入する最大のメリットは、「所有物なので自由がきく」ということです。具体的には購入の場合、次のようなメリットがあります。
- 卒業後も手元に袴が残るので思い出になる。思い出の品として将来娘や孫へ引き継ぐこともできる。
- 手元にあるので卒業式前に試着して、着付けや所作を練習できる。
- 式の後、レンタル業者へ返却する手間がいらない。
- 自分の物だから、汚したり破いたりしても気を使わないで済む。
卒業式用に袴を購入するデメリット
着物や袴を購入する場合、「購入」した後「保管」のことも考える必要があります。
- 同じ材質の袴なら、レンタルより購入するほうが費用的に高額になる。
- 上質の袴は高額で、1回しか着ない場合コストパフォーマンスが悪い。
- 汚した場合、呉服洗いの費用が高い。
- 地味すぎたり派手すぎたりとコーディネートが難しい
卒業式用に袴レンタルを利用するメリット
「卒業式以外で着る機会がない」、「ほぼ1回しか使わない」ということから、卒業式の袴はレンタルが主流になっています。
- 購入するよりもレンタルのほうが安く済む。
- 着た後は返却するだけ、クリーニングも必要ない。
- 保険をかけておけば汚破損も気にしなくていい。
- 保管や手入れの面倒がない。
- 前撮り・後撮りがパックになったプランもある。
- 着付け小物やアクセサリーなど、トータルコーディネートで借りられてお得。
- 着物のコーデは素人には難しい。プロがコーディネートしてくれるので安心。
卒業式用に袴レンタルを利用するデメリット
レンタルを利用する場合、予約する時期が遅くなるほどデメリットが多くなってきます。
デメリットを少なくするためには、早めの品選びと予約がポイントです。
- 事前に着付けや所作の練習ができない。
- レンタル品なので、新品とは限らない。
- 予約時期が遅いと気に入った袴が先に借りられてしまう。
- 借り物なので汚したり、傷をつけたりが心配。
すでに着物(振袖)を持っている場合にはどうする?
成人式のときに購入した着物(振袖)がある、お母さまやお祖母さまの着た振袖があるなど、すでに着物(振袖)を持っているから振袖レンタルはいらないけれど袴が着たいという場合でも心配はいりません。レンタル着物マインでは、袴だけの単品レンタルも行っています。袴は、紺や臙脂(えんじ)などオーソドックスな色から最新流行のカラー、デザイナーズブランドの袴までバリエーション豊富に揃えているので、ご自分の着物に合った1枚が見つけることができます。卒業式以外でレンタルすることも可能なので、前撮りや後撮り用に借りることもできます。
費用や保管の手間を考えると、卒業式の袴はレンタルするがおすすめです。着物があるなら袴の単品レンタル、一から揃えるつもりなら小物類までトータルで借りられるレンタルの卒業パックを利用してはいかがでしょうか。