結婚式に着物を着て参列する場合ネイルをしても問題ない?

投稿日:2021年08月27日

結婚式に着物を着て参列する場合ネイルをしても問題ない?

服に合わせてネイルアートを楽しむのは、いまではごく一般的です。常にジェルネイルやスカルプチュアを着けている方も少なくありません。だけど着物で結婚式に参列する場合、ネイルはマナー的に問題ないのでしょうか。ここでは結婚式に着物で参列する場合のネイルのTPOについてご紹介します。

結婚式に着物を着て参列する場合にはネイルをしても問題ない?

着物を着る時は、基本的にアクセサリーやネイルはしないものとされています。いまは「ネイル=派手でけばけばしい」というイメージを持つ方も少なくなりましたが、結婚式はフォーマルな場。ご年配の方も参列するので、ほかの方に違和感を与えるのは好ましくありません。特に自分が親族として参列する場合には、TPOにのっとってネイルはできるだけしないほうが良いでしょう。

ただし指先がきれいでないのは、もっとNG。ジェルネイルを取って爪の状態が悪い場合や爪の色が悪いような場合は、肌色や薄ピンクなど目立たない色のネイルをすることをおすすめします。

結婚式に着物を着て参列する場合に避けたいネイルの柄

色留袖、訪問着、振袖といった正装、準礼装の着物を着る際は、着こなしに品の良さと清潔感、清楚さが求められます。また結婚式の主役は花嫁ですから、参列客が主役と競うように目立つのもNG。奇抜な色やダークカラー、派手な柄はマナー違反になってしまうので注意しましょう。ネイルをする場合は、上品で目立たないことがポイントです。

スカルプチュアやストーンがついているネイルは、マナー違反になってしまうだけでなく、現実的なリスクがあります。礼装用の着物は繊細な絹素材ですから、長い爪やストーンが着物にひっかかって生地を傷める可能性があります。アクセサリー類がマナー違反と言われるのには、そういった理由もあります。
自分の着物だけでなく、ほかの方が着用している高価な着物にひっかけてしまう可能性もありますので、スカルプチュアやストーンがついているネイルはしないほうが賢明だと言えるでしょう。

結婚式に着物を着て参列する場合のおすすめのネイル

それでは、結婚式にネイルをしていく場合、どういったデザインのネイルが良いのでしょうか。おすすめは以下になります。

フレンチネイル

爪先だけに別の色を塗るフレンチネイルは、控えめで上品なイメージがあり、着物に似合います。色は定番の白のほか、ピンク、ベージュなど、優しく淡い色がおすすめ。着物の色と合わせても素敵です。爪先は短めに、尖らせないように整えるのがポイントです。

和柄ネイル

ネイルアートも和柄なら、着物に合わせたおしゃれとして見てもらえそうです。着用している着物の柄(花柄であればその花など)をポイントに描くのも素敵。着物と色を合わせると全体に溶け込んで、ネイルだけ目立つことがありません。

結婚式というフォーマルな場に着物で参列する際は、ネイルもTPOに合わせたアレンジが必要になります。上記を参考に結婚式にふさわしいネイルを選びましょう。

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