自分に合った着物のサイズはどれ? サイズの目安について

投稿日:2019年09月19日

自分に合った着物のサイズはどれ? サイズの目安について

物をレンタルするとき、自分のサイズに合う着物をどうやって選べばいいでしょう? 多少のサイズ差は着付けで調節できるとしても、きれいに着られるサイズの目安を知っておくと選ぶ際に困らなくてすみます。

着物を着るときになぜサイズを測ることが必要?

もともと着物は反物や仮縫いした生地の状態で売られて、着る人に合わせて仕立てるものでした。そのため着物にはS~Lなどの「共通サイズ表記」はなかったのです。しかし、現代の仕立て上がりで売られる着物やレンタル用の着物は大概、中肉中背、やせ型、太め、高身長、低身長など、メーカー毎のモデル寸法に合わせて作られています。ですので、着物を着る前にサイズを測り、自分のサイズを知っておくことで、自分に合う着物のサイズを選ぶことができるようになります。

着物のサイズの「尺」とは?

着物のサイズの基準になる寸法を「尺」と言います。身幅や着丈など着物の各部位は「呉服尺(鯨尺)」と呼ばれる竹ものさしで測る尺寸法で作られています。反物(着物の生地)は通常、生地幅が1尺(約37.5cm)、長さが着物1着分(12.5m程度)で1反です。この生地幅以上に身幅や肩幅を出すことはできません。つまり1尺から縫い代を引いた長さが最大の袖幅や肩幅になるわけです。逆に身幅や肩幅が1尺より狭い場合は、洋服の様にサイズに合わせて生地を切ったりせず、縫い代を多く取ります。

日本人の体格が小さかった昔、反物の幅は9寸5分(約36cm)でした。体格が大きくなった現代は、男性用の広幅(約41 cm)や女性用のクイーンサイズ(約39cm)など幅の広い反物もできています。反物から着物を選ぶ際は、その反物で自分の着るサイズの着物が仕立てられるか計算することが必要です。

着物を着るときに目安となる場所の測り方

着物は、前合わせを加減したりおはしょりを作ったりすることで、ある程度サイズ調整が可能です。しかし男性はおはしょりを作らず対丈で着用しますし、前合わせやおはしょりも不自然でなく着られるサイズの限度があります。レンタル着物を利用するときは身体の次の寸法を測って、自分に適したサイズを選ぶようにしましょう。

身丈

首の後ろ中央部、頸椎骨の突起が出ているところ(頸椎点)からかかとの中央までをまっすぐに測ります。男性はおはしょりがなく身丈=着丈になるので、きちんと測りましょう。女性は身丈におはしょり分を加えた長さが着丈になります。

身幅

頸椎点から肩の骨の先端までの長さです。

袖幅

肩の骨の先端から腕添いに手首のくるぶし(手首点)までの長さが袖幅です。

裄丈

身幅と袖幅を足して、若干の余裕(1~2cm)を足したものが裄丈になります。

レンタル着物マインで取り扱っている着物サイズ

着物は広幅反物で着物作るという習慣がなく、殆んどが34cm⼱が主流となっています

現代は体型も昔とは違い34cm⼱では裄も丈も短くて切れなくなっていますが

レンタル着物マイン、HOME MINEではM、L,LL、MO,LO と⾝⻑ 170cm 以上のバスト 100cmヒップ 100cm 以上の⽅でも着れるようにご⽤意してます。

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